Didier Deschamps
1968年10月15日生まれ フランス

 174cm  





フランスの98年ワールドカップ優勝、そして2000年のユーロ大会優勝で、トロフィーを一番に高々と掲げているのがこの人、デシャンです。
それも当たり前で、この人は王者フランスのキャプテンを務めてきた人なのです。大きな大会のトロフィーを2度も連続で掲げる名誉に預かれたのは本人の努力も勿論あってのことではありますが、彼の強い運を感じずにはいられません。



デシャンはミッドフィルダーです。ボランチと呼ばれる守備的な役割をこなすミッドフィルダーで、主に相棒を務めたエマニュエル・プティと共に、相手の攻撃の芽を早いうちから摘むという地味で献身的な役回りをすることが多い人です。

まさに縁の下の力持ち。とても地味な役回りでありながら、とても重要で、フランスの堅固な守りはまずこの2人の献身から始まっていると言えます。

プレーは地味でも、ロッカールームでの彼は雄弁です。彼とローラン・ブランとがフランスチームの精神的支柱でありました。ハーフタイムにロッカールームに引っ込んだ彼らの映像を見たことがありますが、ジダンと戦術について相談し、選手に声をかけ、まさしく彼はキャプテンシーの塊としてチームを引っ張っていることが見て取れました。

チームの中に入ると小さくて目立たなくなってしまう(とは言っても174cmあるのですが)彼ですが、体の大きさなどでは計れない強烈なオーラを感じずにはいられません。



準決勝進出を決するイタリアとのPK戦の時、PKを外した選手の元に行き肩を抱いて慰める姿、ゴールキーパーのバルテズにこっちに跳べと指示を与える姿・・・まさしく彼はピッチ上の監督でした。

そんな彼もユーロ2000のあとに引退。今は若くしてモナコチームの監督をしています。
デシャンが来ないワールドカップは淋しいものですが、これも時の流れ。

彼が王者フランスチームの屋台骨として長く記憶されることは間違いないでしょう。あの、ワールドカップを高々と掲げるシーンと共に。



ディディエ・デシャン
ワールドカップ特集
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2002/5/12

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