アレクサンドル・サビン

2003/11/15


アレクサンドル・サビン  Aleksandr Savin
1957年7月1日生まれ ソ連  200cm

1970年代後半からソ連が誰も追随出来ない桁はずれの強さをみせて王座を守り続けた時期がありました。それは84年のロス五輪前まで続きました。そのソ連の黄金時代の中心選手の一人がサビンです。200cmのセンタープレーヤー。セッターのザイツェフと組んだクイックはとにかく高く速い。ブロックの読みは正確で何と言ってもその壁の高いこと。世界一のセンタープレーヤーの名を欲しいままにしたものでした。コートでは顔色一つ変えず、とてもクールでお髭もあるためか実年齢よりずっと年上に見えました。立っているだけで貫禄があったことも確かです。大きな大会があれば、ブロック賞といえば大抵サビンのもの。それぐらい桁外れに強いセンタープレーヤーだったのです。そんなサーシャ(愛称)でしたが、素顔はかなりキュートだったようです。チームメイトのロオルと大の大の仲良しで、これまた遠征に行けば必ず同じ部屋。休みの日は一緒に出かける。行き先は美術館。とても知的で芸術好きの二人なのでした。
サビンにも実はサインを貰いました。相手は世界一のセンタープレーヤーですから、かなりドキドキしましたが、気さくにサインをしてくれました。どこかの会場では、ディズニーキャラクターのTシャツを着て現れたという目が点になるような話も聞きました。20歳そこそこから世界一の名を冠せられ続けた故に年齢以上に大人のイメージが強かったわけですが、彼も素顔は素朴な若者だったのかもしれません。選手生活の後半は、アメリカとの競り合いの連続でした。彼には不本意な終わり方だったかもしれません。でも、サーシャと仲間たちが築いた栄光は永遠です。間違いなくバレー史に名を残す選手の一人であると断言出来ます。


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