私は困難な中で笑える者、苦しみを通して強くなる者、非難されて勇気を出す者を愛する。 トマス・ペイン 困難な中で笑える者こそ、真の王者である。 悲しい時に悲しむのは当たり前、共に悲しめる優しさと、笑える偏屈者に成りたい。
近々、「しあわせのレシピ」と云う作品がテレビで放送される。もう既にご覧の方もお出でだと思う。さて幸せのレシピとはどんな料理が出るのかしら。と誰もが興味があると思う。喰いもんで幸せがつかめるものか。と反骨の方もお出でかも知れない。同作品は大分以前に映画館で愛妻と鑑賞しました。同じ頃アニメの作品に「レミーのおいしいレストラン」と云う作品が有った。奇遇にも互いに忙しい筈の愛妻と観る機会が有った。どちらの作品も、やはり料理に欠かせないのは愛情の様だった。料理には愛情が大事で、それが幸せにもつながるというもの。愛情あふれる料理は健康生活にもつながるというもの。 http://plaza.rakuten.co.jp/kuratyan/profile/
三年程前に成りますが、テレビを観ていますと、お馴染みのお顔が現れました。「い〜仕事してますね〜」でお判りの方も多いでしょうが「お宝鑑定団」で大人気のN先生でした。 でも今日の番組は「鑑定団」ではありません。 今日はN先生が小学校の教室で一日講師をなさいます。「では、皆さんのお宝を見せて下さい。」 前以て指示があり、子供達はそれぞれのお宝を披露仕合ました。プラモデル、人形、愛読書と様々でした。一人の女の子が、赤ん坊を抱いた男の人の写真を持ち出しました。「それは何でしょう。」とN先生が問うと、女の子は赤ん坊の時父親と死別したそうで、 「ああ、それはお宝ですね。」しんみり語られました。「では私のお宝は何だと思いますか。」お金だとか、瀬戸物だとか出ました。N先生が大切に取り出された物は何かと思うと、黒飴の様な小石でした。N先生はご幼少頃にご両親を亡くされ、親戚に預けられ、いつもお淋しい思いをなさったそうです。 ある日、N先生は手元に有った小石を握りしめた時、何とは無しに元気が出たそうです。 それ以来先生は辛い事が有った時など、そっと小石を握られるそうです。 貴方にとって、人生の辛い時の支えとなるお宝は何でしょう。
もう旧聞になりますが、一年程前の夏頃、久しぶりに銀座に行く事に成りました。映画を鑑賞する事に成り、惹かれるょうに観た作品が「インセプション」でした。デカプリオ主演、渡辺謙が出ていましたのでご記憶の方も多いとおもう。主人公の男は或組織の依頼を受けて、某企業の会長の頭脳からアイデアを盗む事に成った。早速スタッフを集め、コンピューターのソフトを使って行動に移る。 そこで男達は、集団で人間の意識の世界へと潜入する。人間の意識の世界(潜在意識)は柔軟性があり、自分の意識したままに、町並みでも何でも心に描いたままに変える事が出来る。 早速仕事に掛かるが、大事な処で謎の女の邪魔が入る。仲間に問い詰められて、男はその女が死別した女房だと語った。 彼女と子供(別居中)の事で意見が合わなかった。 仲間に、仕事以前に女房と心の蟠りを解かないと、先に展開しないと諭され、男の心が変わると、人生も良い方向へ展開し、長い間預けて居た愛する子供と一緒に暮らす事が出来るように成った。人生を変革するのは心であり、潜在意識の不思議さを描いている。フロイトの心理学を参考にして居るようだ。
旧い話に成りますが二十五年程前、思わぬ事から和弓を嗜む事に成りました。 今思えば惜しい事をしました。嗜んで終いでした。 今の時代、より日本なるものに触れると云う事は、幸せな事だと思います。人生に於いて幸せは、素晴らしい出会いだと思います。人と物と事との様々な出会い、それが人生を豊かなものとしてくれます。 私は稚拙では有りますが、長い間創作的な活動をして参りました。 最近絵画の良い指導者に巡り会いました。人生で良い師に出会う事程幸せな事は無いと改めて知らされました。 学問であれ、絵画であれ、信仰であれ、独りで居ると増長してしまい、魂の成長も技量もストップしてしまう嫌いが有ります。
ああ、滅びるものは滅びよ。崩れるものは崩れよ。 そして運命に壊されぬ確かなものだけ残ってくれ。私はそれを ひしとつかんで墓場に行きたいのだ。 倉田百三([1891〜1943]劇作家・評論家。広島の生まれ。西 田幾多郎に傾倒し、京都の「一灯園」に入って思索的生活を体 験。評論集「愛と認識との出発」、戯曲「出家とその弟子」「 俊寛」「布施太子の入山」など。) 倉田百三と云えば、高校生頃に「出家とその弟子」を読んだ遠 い記憶があった。人生の寂しさ、不条理な事象を親鸞とその弟 子唯円、かえで等とで描かれて居た。殆ど内様は思い出されな い。世の中には色々な事が起こり、若者達を翻弄する。しかし 、大人だって悩んでいるのである。倉田氏程のお方でも悩まれ て生きて居た。その悩みとは、老若男女みな人生で通過せねば 成らない問題であった。確かなものだけ残ってくれ。その魂の 叫びが聞こえてくる様だ。
物事は失敗に終わっても人は失敗に終わらない。 ウィリアム・D・ブラウン 失敗の度に、より真実に近い答えが判る。エジソンも、キュリー夫人も何百と云う失敗の果てに真実を捕まえた。ま、真実を捕まえられなくても、これで失敗が何だったか判るような気がするかも。…ちょっとそれでは詰まらんかも知れませんね。ま、一歩後退、二歩前進。飽くなき挑戦が信条です。
「僕はずっと山に登りたいと思っている。 ……でも明日にしよう」 おそらくあなたは永遠に登らないでしょう。 レオ・ブスカリア 一歩前進しよう。 何かが見えて来る 一歩前進しょう。 何かが感じられる。 一歩一歩 歩く内に、 自分の後ろに 足跡が残る。 えっ残らない? ああ、安心したまえ そこはアスファルトだね。
人付き合いがうまいというのは、人を許せるということだ。 ロバート・フロスト 世界中に数有る宗教ですが、何処の世界でも一番難しい事は、恐らく許すと言う事でしょうか。これは、無信仰と自称される人でも変わらぬ問題でないかと思います。こころ大らかでありたいですね。
誤りを犯さなければ、人生は非常に面白いものである。 ジョルジュ・カルパンティエ 本当にそうだろうか、私は良く間違いを犯す常習犯です。 間違いが無ければ、快適で心地良い人生かも知れませんが、 面白みの無い人生かも知れません。 間違いが無い人生なら、生まれでて苦労をする意味も 有りません。人生を、間違いを恐れては成らないと思います。
臆病者は数の力を喜ぶ。しかし、 勇敢なる精神をもつ者は、 一人で戦うことを誇りとする。 マハトマ・ガンジー さあ進もう、 さあ進もう。 一人でも 良いじゃないか 此処に道がある。 自分の一歩から 道が始る。 素晴らしい 朝日が 見れるかも知れない。 土砂降りの雨でも 構わない 濡れても構わない。 さあ進もう 歩こう。
生きる、それはじぶんの運命を発見することである。 アルサン・サラクルー 荒野の砂地を気の遠く成る程の時を掛けて掘る、掘っても掘っても、中々財宝は見つからない。陽が暮れるし、一番星も見え始めた。もう、止めよう、これが最後だ。 そうしても中々お宝は見つからない。 足元の異物をほじくり出して、漸く目にする。その喜びは大きい。 生きる、それはじぶんの運命を発見することである。 アルサン・サラクルー
楽しく生きていきたいなら、与えるための袋と、受け取るために袋を持って行け。 ゲーテ「箴言と考察」 まことに金言ですね。人間奉仕する事と愛情を受ける事のバランスが出来ていないと、窮屈で、仕方が無い。与える事は大事だが、受け取る事もしっかり受け取らないと、「彼奴は人の気持ちが判らない。」と云う事も有るようですね。相手が気持ちよく振る舞える様な受け方も修業が要りますね。