黄金華咲く

一歩の世界

無断での転用はご遠慮願います

一歩さんとの出会い… 何時だったろうか。遥かに遠く過ぎ去った時代。懐かしい、そう二十代(美しい二十代の頃だった。)お互いに未だ、今以上に希望に魂が満ち溢れて居た時代。何かの縁で巡り会った。一歩さん。何処までも純粋に、強くひた向きだった…。随分永いおつき合いだった一歩さん。そんな一歩さんが、こんな素敵な世界を、大切に育てて来た事を、私は二十数年間ついぞ知る由も無かった。僭越ながら、此処に一歩さんの世界としてご紹介致したい。読む人に勇気と希望を共に分かちあえたら幸いと致したい。(中仙堂)

       嫁ぐ人へ

       ラベンダーの花咲く頃
       一人の乙女は
       純白のウエデングドレスをまとい
       高原のチャペルの鐘が高らかに鳴りわたり
       愛しき人へ嫁いで行く
       虹がしあわせの橋を懸け二人の門出を祝福する
       希望とよろこびを胸にひめて
       愛しき人へあなたは嫁いで行く

          お〜い雲よ

          君はどうしてそんなに白いんだい
          きっと君の心が美しいんだろね
          時には君は悲しい顔をするね
          きっと君の心が淋しいんだね
          君は雨をふらす
          お〜い雲よ
          君は七変化をするね
          時には父や母の顔のように
          美しい花の姿になるね
          時にはおおきいゾウさんのように
          君は風に乗って世界旅行をするね
          お〜い雲よ
          お〜い雲よ

             生きる

             強く生きて行こう
             笑顔で生きて行こう
             楽しく生きて行こう
             朗らかに生きて行こう
             ひとに愛をつくして行こう
             人を信じて生きて行こう
             きょう日を感謝のこころで生きて行こう
             どんなときにも笑顔を絶やさず生きて行こう
             どんなときにも愛の言葉を語ろう
             心に太陽と希望と夢を持って
             毎日を生きて行こう

              

       この青い空に向かって
       絵を描きたい
       青い空のキャンパスに
       わたしのこころが描くままに
       クレパスで
       やさしい笑顔の
       かあさんの似顔絵を
       青い空のキャンパスに
       キャンパスに……

         になって      

         遠い… 遠い… 昔より
         この果てしない宇宙の海に…
         美しい瞳がキラリと輝く星たち
         無限に広がる宇宙の海に…
         悲しい瞳が涙のようにひかる
         遠い… 遠い… 昔より
         無限に広がる宇宙の海に…
         光輝く星立ち
         時には流れ星にのようになって
         あなたは去っていく
         わたしも流れ星になって

         広い宇宙の海の彼方ヘ……
         広い宇宙の海の彼方ヘ……

     じさい        

     今朝、雨が降っています
     駅に向かって行く
     途中にあじさいが
     雨に打たれて
     咲いております
     美しく
     移り気な
     紫陽花

     今朝、雨が降っています
     駅に向かって行く
     途中にあじさい
     雨に打たれて
     咲いております
     美しく妖艶な姿の
     紫陽花

     私を虜にした

     紫陽花…………

          島よ返れ     

          果てしない北国の大地
          しぱれる北国の海
          荒海に舞う海猫が流氷を呼ぶ
          俺は
          ノサップ岬に立ち
          凍えた身体で
          大声で叫ぶ
          返せ島を
          島を返せ

          果てしない北国の大地
          しばれる北国の雪
          荒海に舞う海猫がひとのなさけを呼ぶ
          俺は
          ノサップ岬に立ち
          震える身体で
          力拳を握りしめ
          返せ島を
          島を

           世田谷線       

           チン・チーンと発車の合図が鳴りグリーンの
           レトロの電車は2両編成で出発
           三軒茶屋から下高井戸16分で結んでいる
           何もかもが蘇ってくるこのなつかしさ
           あ一壊かしい木目の匂いが
           夢の中を走っているような子供心に帰った
           不思議な……

           夜の停車場には豆電球が明かりを
           さびしそうに灯している
           昔を思い出す壊かしい光景
           わたしは松陰神社へ参拝にいくたびに
           ちよくちよく利用しております

           新型の電車が動いています
           サザエさんの似顔絵がかいてあります
           子供たちはよろこび
           大勢の人を乗せて再び
           出発進行  チン・チーン

     宮沢賢治の詩が聞こえてくる

     賢治の詩が間こえてくる。
     イハートブ・イハートブ
     岩木山に雲がかかり
     草原に雨が降り
     草木はよろこび
     いきものは舞い踊り、歌い、
     大地は潤う……

     賢治の詩が聞こえてくる。
     イハートブ・イハートブ
     澄みわたる夜空に
     輝く星達
     銀河鉄道が天の川に向かって
     出発……

     賢治の詩が聞こえてくる
     イハートブ・イハートブ
     イハートブ……

               

        泣いてもいいんだよ
        泣いてもねえ
        我慢しなくていいんだよ
        悲しいときや
        苦しいときや
        嬉しいときにも
        涙が頬を伝わって
        小川のように流れて行く
        悲しい 苦しいときは涙が大粒となって……
        嬉しいときの涙は宝石の輝きとなって……
        流れて行く
        涙は過去を洗い流し浄めて
        そして
        明日も
        涙は過去を洗い流し浄めて
        ……………………

 心のタンス

 わたしの心のタンスに
 しまい込んでいた
 道化師が戯けた表情で出て来ました

 大きな風船につかまり
 クルクル回る道化師……
 時間を忘れ クルクル回る 回る

 そして
 再び
 人生の悲哀を季節の中におし込めて

 そおつと
 道化師は眠りにつきました
 そしてまた
 わたしの心のタンスに

 雨の子

 お空から小粒な 小粒な
 雨が降って来ました
 雨の子が
 おいたをして
 お母さんに叱られて泣いております
 お母さんに叱られて……
 雨の子が
 ……………………

 お空から小粒な 小粒な
 雨が降って来ました
 雨の子が
 ちょつといじけて
 如雨露で…
 小粒な雨を降らしています
 雨の子が
 ……………………

 一杯のコーヒー

 一杯のコーヒー
 青春の………
 一杯のコーヒー
 人生の………
 一杯のコーヒー
 君を…………
 そして

 あなたに入れていただいた
 一杯のコーヒー
 わたしの心を慰める
 ……………………

旅人

旅人よ、旅人よ
春風に乗って凍る大地を溶かして
広い大地に時間の流れに生命を注ぎ込んで
あなたの奏でる明るいメロデイーが
やさしく包んで
野に咲く花も微笑みたまふ
小烏達は春を讃え合い
春は大地と喜び合い抱き合う…………
あ〜あ〜
春は生命を育み…………

旅人よ 何処へ
あの 広いお空に浮かぶ
時間に乗って
何処に行くのか
旅人よ………
一旅人よ……

    

私に言わせれば一歩さんは男の中の男。でもとても繊細さを持ち合わせた方です。

善悪の感性は私の何倍も鋭く、物事に流されない。其れにしても何とnisankatansoめは不純なんだろう。なんて思う事もあります。一歩さんの明日に幸いあれ。

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