超絶筋肉娘
第六話
「あすみちゃん、これに出てみない?」
透子から差し出されたのは一枚の紙だった。
「スーパー・アマゾネスコンテストですか?」
あすみの問いに透子は頷く。
このコンテストではパワー・筋肉美・格闘が問われる。各地から集まった筋肉美人たちによって繰り広げられるバトルロイヤルなのである。ちなみに透子はこの大会の3年連続チャンピオンなのである!
「私がこの大会に出るんですか?」
「そうよ、この日のために鍛え上げた肉体がここでぶつかり合うの!あすみちゃん、勿論参加してくれるわよね!」
あすみに迷いはなかった。憧れの存在でもある透子と真正面からぶつかり合うからだ。
「はい!私やります!!透子さん、お互いがんばりましょう!」
そのころ、路地を入ったところのある雑居ビルとそこに広がる空き地には数十人ほどの男たちが息も絶え絶えの横たわっていた。
「ぎゃあああああ!!」
男の悲鳴がこだまする。
「ふふっ、私も甘く見られたものね・・・。喧嘩売ってくるからそれなりのものがあるかと思ったのに。」
締め上げた男を無造作に投げ捨てると月にてらされたその肉体が露となった。
顔は妖艶な大人の女性であるが体はそれに相応しいとはいいがたい。
肩から腕にかけての筋肉は見事に発達しており、1メートルはあろうかと言うほどの太さがある。大胸筋は風船のように膨らんでいてそれでいて鋼鉄のように硬く引き締まっている!
腹筋も見事に割れていて砲弾が来てもびくともしない印象を受ける。大腿筋も丸太のように太く伸びている!
「私にかなう相手なんて地球上に存在しないの。今からあんたたちに教えてあ・げ・る。」
そう言うと大胸筋に男を挟むと一気に引き締め潰してしまった。さらにもう一人の男の頭をつかみ上げるとその握力で粉砕。逃げようとする男たちの足を踏み砕くと筋肉はますます膨張をはじめ着ていたタンクトップを引きちぎってしまった。しかし彼女の暴力は終わることがない。
「いいわ!このかんじ!堪らないわ!」
とそのとき遠くから爆音とともにダンプカーが向かって来た。
「死ね!このアマーっ!!」
死にかけていた男が気力を振り絞りこっちに向かってくる。
ドシイイイイイイイイ!!!!
「ふふっ、これで死んだ・・・何い?!」
女はダンプカーを片手で食い止めていた。
「駄目じゃないの、こんなおいたしちゃ。」
そういってにっこり笑うとそのままダンプカーを押し返し始めた!男もアクセルを蒸かすが彼女のパワーになす術もない。壁に当たったところであいていたもうひとつの腕でそのまま殴りつけた。ダンプは男もろともスクラップとなりビルにめり込んだ!!
そして彼女は有り余るパワーを駆使してビルを破壊した。
もうもうと埃の立つ中瓦礫をいとも簡単に跳ね除け彼女は高らかに笑い始めた。
「私がこの地球上で最強の生物なのよ!待ってなさい相沢透子!挽肉にして喰ってやるわ!!!」