超絶筋肉娘

第四話

今目の前で見ている光景を何も知らない誰かに言っても信じるだろうか。
いや、誰も信じないだろう。ベンチプレスで1.5トンをものすごい早さで上下させているあすみの姿に。
「フン、フン、フン。」
なんという凄まじい力なのだろうか。持ち上げているものが発泡スチロールでできたものだと思えてくる!
「ねえ、真澄。あれ確かウォーミングアップって言ってたわよね・・・。」
「う、うんそうよね。でも普通あんなの持ち上げられる?クレーンでも使わないと無理よ。」
二人は少し離れた場所から見ていたがその迫力に圧倒している。
「・・・29、30。よしあすみちゃんいいわよ。じゃ次2トンね!」
透子も透子でただでさえ分厚いウエイトを片手で楽々持ってきてなにもなかったかのように取り付けていく。
「よ〜し、いっくぞ〜!!」
シャフトに手をかけるとあすみはさっきと同じ早さ難なく持ち上げている。
大胸筋は見る見るうちに膨らんでいき皮膚を突き破ってしまいそうだ!
二頭筋や三頭筋も負けじと膨らんでいき、ただでさえ巨大なあすみの筋肉は暴走した野獣状態だ。
「ゆ、ゆい。これ・・・。」
二人もますます大きくなるあすみに対して腰を抜かしてしまっている。「あすみちゃん、頑張って!ほら後もう少しよ!」
「は、はいっ!こ、こんなもの〜〜〜!でやああああああああ!!!」あすみは気力を振り絞り一気に持ち上げた!と、同時にシャフトはあすみの持っていた部分から三つに折れてしまった!
「ふう、ふう、ふう。と、透子さんまたこわしちゃいました〜。」
あすみは少し恥ずかしそうに言った。
「ふふっいいわよそんなこと。でもあすみちゃん凄いわよ。昨日からまた握力があがちゃったんじゃないの?」
「へへっ、そうですか〜?」
あすみは筋肉を盛り上げながら言った。ただでさえ巨大なあすみのからだがますます巨大になり遠くから見るとただの筋肉の塊に見えてしまうだろう。
こうしてあすみは2.5トン、3トンと難なくこなし、5トンの時点であすみはトレーニングを終えた。
「はっはっはっ、透子さん筋肉が喜んでます。わたし、もっと透子さんみたいに強くなりたい!」
あすみのタンクトップは役目が全くなくなりビチビチに伸びきってしまっている!血管がバリバリに浮かび、筋繊維も一つ残さずくっきりと見えてしまっている!上腕囲もジムに来たときよりもますます大きくなっている!しかもこれがあすみの100%になった上半身なのだ!
「ふふっわたしもあすみちゃんのトレーニング見てたら体中が疼いてきたわ!早く、早くトレーニングがしたいわぁ!」
透子のからだがビクビクっと疼き始めている。ジムに来た時点であすみ以上に筋量を誇っていた透子のからだは一体どうなってしまうのだろうか。
「じゃあすみちゃん、アップをするから3.5トンから始めるわ!用意してちょうだい!」
ジムにいる全員はもちろん真澄たちも耳を疑った。この地球上で3.5トンものウエイトを持ち上げる女性がいるだろうか?
「ようし、とことんやってやるわよ〜!!。」
そして透子はトレーニングを始めた。

つづく

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